契約についての考え方

はじめに

システム開発の発注においては、いくつか大きな問題があります。

まず、ベンダーは線を引きたがります。この線とは、担当範囲のことで、ここからここまではうちがやります、というものです。そして、開始時までには、要件をはっきりさせろと要求してきます。そして、それ以降の仕様変更には応じられない、あるいは、追加費用をいただきます、と。

それでいて、開発作業全体について見積もりし、作業完了時に一括して支払えというのです。ですが、ビルを作るのと違い、システムの開発はそのような予めきっちり決められるものではないと思われませんか?

もちろん、開発作業を発注する前に、仕様をがっちり確定し、それをきちんと作ってくれればよい、というところまで高めることができる企業はそれでよいわけですが、そうではない場合が多いのです。要因の一つは、どういうシステムが良いのかは試行錯誤の中から生まれるということ、そして、関わる人が多いということに寄ります。

ビルを建てる場合は、一部の人間がすべてを決められます。ですが、システムについては、社長、中間管理者、担当者といった層の違いもあれば、部署間の考えの違いもあり、インターフェースについては人それぞれの好みがあり、使用者に直接関係ないところですが、運用する立場、保守をする立場ではアーキテクチャーについても様々です。

うちには関係がないなと思われた方は、続きを読む必要はないので、すぐにおやめ下さい。
時間のムダとなってしまっては申し訳ありませんのでm(__)m。

よくある契約

仕様から見積もり

システムを作りたい、再構築したいといった場合に、システム開発の受託会社に依頼すると思います。
すると、どんなシステムにするか、を聞かれることでしょう。
だいたいの構想はもちろんあります。だから、大体のところを説明すると思います。
すると、相手は、理解した内容を細かく分けてきます。機能詳細とでもいいましょうか。彼らのこれまでの経験から、この画面にどれぐらい、この帳票にどれぐらい、と工数を付けます。技術者1人が対応するとしたら何日かかるという数字です。

そして、すべて足し上げた総工数に、人月単価を掛けて総額を提示してきます。

100人月で単価が70万円なので、7000万円です、と。

一括請負

この次に来るのが、発注です。発注してしまえば、これまでに話した仕様で開発が始まり、仕様が変われば、追加見積もりとなります(確定できない部分があるのは受託側もわかっているのである程度バッファーを持たせてあり、すぐに追加費用とはなりませんが、ほとんどのケースで、開発の終盤にはそのような話が持ち出されてくるのではないでしょうか?)。

そして、納期がくれば、早く検収してくれとせっつかれ、発注してしまったものは仕方ないとして、結果的に大金を一度に支払う。

いつまで、そのような理不尽なやり方を続けるのでしょうか。

ネガティブ要素のまとめ

  • 最初に仕様を確定させないといけない
  • 大金の支出を決めなければならない
  • 仕様変更は追加費用を請求される
  • きちんとできあがるのか不安
  • 開発内容の不満や状況変化により中断したくても、途中で止めるのは大変

畠企画では月額定額制

月額定額制とは

そんな、いろいろな不安がある中、まずは、一括支払いについて考えてみます。
うまくいくかどうかもわからないものに、一度に大金を投じるのは大変なことです。開発がしっかり進むかどうかもわからない、世の中の状況はどんどん変化していくのに追加請求を恐れて仕様変更を我慢する、それでは、システム開発をしたくても、二の足を踏んでしまいます。

そこで、月額制にすればどうでしょう。

開発者の人数に対し、月々いくらという契約となります。最初は1名からで、作業が本格化してきたら人数を増やします。

毎月の進捗で判断できる・分割払いができる

このような方法であれば、毎月の進捗を確認しながら、問題があれば途中で止めることも簡単ですし、担当者の変更を要求することもできます。

仕様変更についても、月々の契約の中でのこととなります。
また、極力、すべてのフェーズで1名の主担当者が継続して作業に当たるため、開発者の間での齟齬が発生しにくくなります。ある程度、進んだところで、一気に仕上げたいとなれば、そのように体制を増強することも可能となります。

その他の基本的な対応

当方では、これだけ作ってくれれば良い、この作業だけ指示したとおりにやってくれればよい、という業務は請けません。

作業は、お客様の全体像を把握するところから始めます。その中から、お客様の望む将来のイメージを共有し、そのためのご提案を織りまぜながらも、現状もしっかり考慮した上で、進めていきます。

ポジティブ要素のまとめ

  • 段階的に機能を拡張していける
  • 月々の支払いなので負担が分散される
  • 仕様変更も月々の作業の中のこととなり、スケジュール調整も容易
  • 途中途中で進捗をチェックでき、担当者変更も可能
  • いざとなったらすぐに中止にできる


最後までお読みいただきありがとうございました m(__)m。
ご興味を持たれましたら、畠企画へ。
☆^ヽ(*^-゚)vThank you♪v(゚∇^*)/^☆

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